同棲・新婚生活の部屋探しガイド：最適な間取りとそのポイント

2023年10月12日2023年10月15日

同棲生活や新婚生活を始めるときの重要なイベントの一つが、部屋探しです。互いのライフスタイル、好み、必要性に合わせた最適な部屋を見つけるためには、前もって必要な条件を決定し、しっかりと相談を重ねることが大切です。ここでは、二人での生活に最適な間取りと、それを選ぶ際のポイントについて紹介します。

必要な部屋数

一緒に暮らし始めるとき、最初に決めるべきは必要な部屋の数です。リビングと寝室だけで十分な人もいれば、個々の寝室やゲストルームなど予備の部屋が欲しい人もいます。

部屋数を決定する際のポイントとしては、寝室の数、二人の荷物の量、予備の部屋の必要性などが考慮すべき項目です。共働きで勤務時間が大きくずれていると、生活サイクルの差から寝室を分けることも必要となります。また、服や趣味のグッズなど、クローゼットに収まりきらない荷物が多い場合は、物置部屋が必要になるかもしれません。家での仕事や来客用の部屋の必要性も、部屋数を決める重要な要素です。

DK とLDK の違い

間取りの選択肢として、よく目にするのが「DK」（ダイニングキッチン）と「LDK」（リビングダイニングキッチン）です。どちらもキッチンのある部屋を指し、その広さによって名称が変わります。

居室が1部屋の場合、キッチンが4.5帖以上なら1DK、8帖以上なら1LDKとなります。居室が2部屋以上の場合は、キッチンが6帖以上なら2DK、10帖以上なら2LDKとなります。

部屋探しをする際、食事をするだけのスペースで十分ならDK、食事とリラクゼーションのスペースが必要ならLDKを選びます。ただし、ダイニングキッチンは形状や広さによって使い勝手が変わるため注意が必要です。また、DKの間取りはLDKに比べて家賃が安い傾向があるため、節約を優先する場合にはDKがおすすめです。

二人で2部屋を使う場合の間取り（1LDK、2DK）

二人でリビングと寝室の2部屋だけを必要とする場合、選択肢は1LDKと2DKとなります。1LDKはリビングと寝室が1部屋ずつあり、キッチンが広めの間取りです。対して、2DKは寝室が2部屋あり、ダイニングキッチンがある間取りです。互いの生活スタイルやプライバシーの希望に応じて選びましょう。

1LDKから3DKまで: ライフスタイルに合わせた最適な間取りを選ぶ

一人暮らしから新婚夫婦、そして家族向けの間取りまで、物件選びの鍵となるのは「間取り」です。この記事では、それぞれの間取りの特徴やメリット・デメリットを解説します。

1. 1LDK

1LDKはリビングダイニングキッチン（LDK）と居室がひとつある間取りです。キッチンを含めたリビングスペースが広く使えるため、ダイニングテーブルやソファーの配置が可能です。寝室として使う場合は8畳以上のスペースが必要でしょう。1LDKは築浅物件が多く、キッチンが広いのが特徴ですが、2人で暮らす場合は広い収納スペースを確保することが必要になります。

【メリット】