後楽不動産の「社長の言葉」

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本記事では、後楽不動産の社長へのインタビュー内容を掲載しています。

目次

幼少期の将来の夢は?

幼少期の将来の夢

《体操選手》
体を動かすのが好きで、小学校でバク転できたのをきっかけに体操に興味を持ちました。 それまでは習い事をしても中途半端。中学校には体操部がなかったので、自分で体操クラブを探し、両親の許可も得られて入会することに。

自ら進んで行動すること、やりたいことへの執着心が行動に繋がった初めての経験でした。 高校で辞めてしまいましたが、夢や目標、熱中することが見つかれば長期的に行動して行けることを知りました。

目標とする経営者は?

目標とする経営者は?

松下幸之助
【商売とは感動を与えることである】

「商売=稼ぐ」という印象がありますが、感動を与えるというのは、いかにお客様に寄り添った仕事ができるかということ。 弊社の理念「それ以上のありがとうを頂けるように」にあるように、ただ売るのではなく、それ以上の感動や感謝をいただくことが重要だと思っています。

ジャパネットたかたの高田明前社長が講演で言われた「値段ではなく価値を売る」との言葉にも共通する、私が目指す経営の考え方です。

「若気の至りだった」と恥ずかしくなるようなエピソード

「若気の至りだった」と恥ずかしくなるようなエピソード

20代半ばでの創業。 とにかく誰よりも早く、失敗せず、会社の規模や売上を伸ばそうと必死でした。 それは大切なことですが、人の気持ちを考えない発言や行動が多かったかもしれません。

振り返ってみると恥ずかしいですね。 今は多少大人になり、周りの人を思いやる発言も出来るようになってきたかと思います。また若い頃、失敗は遠回りでしかないと思っていましたが、今は失敗は勉強であり、逆に近道だと思えるように。今の方が挑戦できるようになりましたね。

不動産業界は面白い?

不動産業界は面白い?

答えは「?」。

私自身、面白いという理由で不動産業界を選んだわけではないし、まだまだ業界について知らないことも多いからです。「不動産がやりたいから」というより、主眼にしているのは「誰とどうしたいのか」。極端に言えば今の仲間と一緒に仕事が出来るなら、不動産業じゃなくてもいい。

私が思う《強い会社》とはどんな状況になっても一緒に働く仲間と共に新しいチャレンジをしながら可変していける会社。不動産業への探求は深めつつも、変化に柔軟な会社であり続けたいと思っています。

面接で一番見るところ

面接で一番見るところ

弊社の企業理念を見てどう思うかということ。

企業理念は価値観そのものです。人によって「仕事で重視すること」は、やりがいやお金など様々。私は、やりがいやお金は自分が頑張った成果だと思います。

企業の売上も、お客様に最上の提案が出来た結果。弊社でいう理念の「それ以上のありがとう」を頂けた結果ついてきたものです。売上やお金を先に考えると本末転倒。それは目標ではなく、そこまでの道筋が反映される。それが売上にも繋がります。ですので、理念に共感できるかどうかを一番重要視します。

いまハマっている趣味、長く続けている趣味

いまハマっている趣味、長く続けている趣味

長く続けている趣味は筋トレ。

20代〜30代半ばは飲み会に参加することも多く、暴飲暴食の繰り返しでした。
体調管理も出来ておらず、健康とは言えない状態。
そんな時ゴルフ中に腰を痛めることがあり、病院へ行くと筋力の低下と言われました。

そこから少しずつ健康的な食事と筋力をつけるための筋トレを開始。
それから2年半、今まで飲んでいた薬を飲まなくて大丈夫になり、体力もつきました。
今ではそれが習慣化して体調も良いし、食べたいものも好きに食べられるので、心身ともに健康です!

座右の銘

座右の銘

日々挑戦・日々勉強
100挑戦 1成功

日々勉強する中で小さな挑戦の積み重ねが成功の秘訣だと思っています。
失敗は当然という気持ちで挑戦を続ける!もちろん失敗しないように頑張ってはいますが…….
この業界に入った21歳の頃、仕事をする上で自分に約束事を決めました。

1、弱音をはかない
2、陰口を言わない
3、言われた事は120%で行動する

この3つ目が今の企業理念【それ以上のありがとうを頂けるように。】に変わりました。

大切にしているモットーは「考える」こと。
いつも良い時ばかりではない。何があってもしっかり受け入れ、問題が起こっても落ち着いて考え、問題を起こした原因や人を追求する前に解決するための方法を戦略的に考えることを意識しています。

やりがいとお金、どちらかしか選べないなら、どっち?

やりがいとお金、どちらかしか選べないなら、どっち?

「やりがい」と言いたいところですが、まずは「お金」です。
たくさんじゃなくてもいい。でも生活できるだけのお金を得ることは大切。それがなければ、やりがいを求めている場合でもないですしね。私の場合、それ以上に稼ぐなら、モチベーションややりがいが必要になると思っています。

お金だけがモチベーションになってしまうと早々に限界がくるのではないでしょうか。
お金を稼ぐことはあくまで手段で、「誰かのため」「地域のため」という目標があればこそ、大きな成果が挙げられると思います。

暮らしの中のマイルール

暮らしの中のマイルール

出かける前の戸締りの徹底と、観葉植物など緑が多い部屋が好きなので、植物の手入れ。
コロナ禍をきっかけに家にいることが多くなったので、家で心地よく過ごすための環境に目を向けるようになりました。緑が多い部屋は気持ちも良いんですよ。あと、犬を飼っているので、特に戸締りには注意しています。
ベランダには人工芝を敷いて犬が遊べるようにするなど、ほぼ犬中心の生活になっています(笑)。

地球最後の日に食べたいものは?

地球最後の日に食べたいものは?

【カツ丼】
おばあちゃんに作ってもらったカツ丼が大好きで、勝負飯はカツ丼と決めています!

持ち家vs賃貸 論争に一言

持ち家vs賃貸 論争に一言

持ち家と賃貸、どちらも良い点悪い点がありますが、各人のライフスタイルによって決めるのが一番だと思います。
賃貸で言えば住み替えの手軽さがありますね。持ち家の場合は物件の価値を考えたり、個人の税金を対策出来たりもします。また自由にリフォームすることも楽しいですね。

持ち家を検討される場合、この先何十年かの支払いのシュミレーションや税金等の相談など、一番最適なアドバイスが得られるので、迷ったらまずはプロに相談するのが良いと思います。

社会人になって一番貧しかった時の所持金は?

社会人になって一番貧しかった時の所持金は?

マイナス20万円くらいで借金があった時ですね。 サラリーマン時代、店長などもしていました。部下や同僚との交流が好きでよく飲みに行き、人数が増えても調子良く奢ることが多かったので、飲み代を借金することもありました。

当時は見返りなど考えず行動していましたが、結果的にそのとき築いた人脈や人間関係が、今になって助けてくれる存在になっています。 後から考えれば自分への投資だったのかと思うと、与える人ほど与えられているんだなと感じます。

勝負の日のルーティーンや装いについて

私の勝負の日といえば、不動産の買い付け、お客様との商談、セミナー講師などの予定がある日。大切にしていることは見た目の清潔感、服装にも気を遣っています。 前はスーツを着ることが多かったですが、クールビズの時期はラフな服装であっても、あまり派手になりすぎないようにしています。

以前先輩からのアドバイスで、対面で営業する際、おでこが見える髪型にしてお客様と向き合うようにと言われたことがあり、以来、髪型はおでこが見える髪型にしています。

モチベーションを保つ秘訣

自分の中での決め事があります。

1、何が起こっても落ち着き、しっかり受け入れてから考えること。
2、物事を長期的視野で考える。
3、問題への対策には熱量ではなく戦略的に対応する。

問題があったとしても解決していくことがモチベーションを保つ秘訣です。さらなる問題解決のため、本を読んで知識をつけ社内で挑戦したいことをどんどん増やしていくことも、モチベーションを維持することに繋がっています。

おすすめの本

おすすめの本

ロバート・キヨサキの【金持ち父さん貧乏父さん】

“金持ち”という部分に惹かれて読んだわけではありませんが、当時人気があった本なので、読んでみました。 読めば読むほど勉強になり、共感できる部分もあったりと、すごく面白かったです。「お金持ちはお金のためには働かない」お金持ちになりたいということは目標ではなく、何をしたいのかが大切だということや、どんな人からでも学べることはあるということを勉強しました。

起業したきっかけ

同じ目標に向かう仲間を守りたかったから。

私が不動産業界に入社した際は中途採用だったこともあり、会社の考え方や方向性などを深く聞かずに会社を選びました。 初めは仕事を覚えることに一生懸命でしたが、年数が経ち役職がついてくると部下ができます。中間管理職だった頃、会社の指示を部下に伝えるとき、自分が納得できることなら部下へ通達し納得させることは出来ますが、自分も納得できないことを無理やり根拠もなくやらせることができませんでした。

いま振り返ってみると、雇われることに向いていない性格だったのかもしれません。お客様への考え方、社員への考え方など「この方が絶対良い」と思う自分の意見を上司に掛け合い会社自体を変えていける取り組みも行いましたが、やはり自分の想いを実現させ、それに共感してくれる仲間を守るには会社をつくるしかない。そういった経緯もあり、自分が思うやり方に間違いはないと思い起業しました。

自分が考える、自身の長所・短所

自分が考える、自身の長所・短所

長所はあまり思いつきませんが、思い立ったらすぐ行動することろでしょうか。何か分からないことがあっても調べて、困難な状況でもとにかくスピーディーにすぐ取り掛かり、諦めないところが長所だと思っています。
その反面、短所は長続きしにくいところ。思い立ったら行動してしまうので失敗も多いです(笑)。

会社の理念はなぜ必要?

弊社が理念を策定したのは、私が大切にしていることや行動指針を社員に分かりやすく伝えるため。

お客様や同僚、協力業者様など関わる人に対してどの社員が対応しても120%の対応をするために理念は必要だと思っています。お客様にとっては新入社員でもベテランでも、初めて会った社員の印象が会社の印象となります。

学生時代はテストが90点でも褒められましたが、お客様に対しては100点が最低ラインです。 そのラインを維持し、さらにそれ以上のありがとうをいただくために理念は必要だと考えています。

タイムマシーンがあったら、過去と未来どっちに行く?

これは断然、未来ですね。

この10年を振り返ってみると、世の中はものすごく変わりました。 これからの10年を想像すると、仕事のあり方や科学、医療の発達など興味があるので見てみたいですね。

ビジネスにおいて成功している人の共通点は何だと思う?

ビジネスにおいて成功している人の共通点は何だと思う?

何をもって“成功者”と捉えるのか、解釈はいろいろあるかと思いますが、どの分野においても、相手に与えられるような人間になれたなら、それが「成功」なのだと思います。常に謙虚な姿勢と感謝の気持ちを持ち、相手を思いやれる人間になれば、規模や売上などは関係なく成功者と言えるのではないでしょうか。

自身の成長に繋がった言葉

自身の成長に繋がった言葉

子供の頃から母親に言われた「人に迷惑をかけることだけはするな」という言葉でしょうか。

とにかく懇々と言われ続けました。正直、当時は鬱陶しいと思うことも多かったですが(笑)。直接的に成長に繋がったのか定かではありませんが、言い続けられたことは頭のどこかで覚えていて、自身の行動の指針にもなっていたと思います。そして、「言い続ける」ということは大切で大変なことだと思いました。

相手に諦めず成長を促していくことは、伝え続けることが大切であり、思いは伝わるものだと勉強しました。

岡山のおすすめスポット

《後楽園》

言わずと知れた日本三名園の一つ。会社の社名に冠した場所でもあります。自分は岡山出身ではないですが、地域に根付くということを目指して起業したので、岡山の象徴でもある「後楽園」の名を拝借させてもらったという経緯もあります。季節ごとに趣も変わり、行く度に新しい見どころを発見できる素敵な場所。岡山に住んでいる方も県外の方も、一度だけでなく何度も足を運んでいただきたいと思います。

あなたにとって「仕事」とは?

自己実現の場所。

仕事をするにあたっては、しんどいことや大変なこともありますが、ひたすら目標に向かってやるべき。その過程の中で、様々なお客様やニーズと出会い、それに真摯に応えようとすることで、会社や事業全体も発展していきます。

誰かの思いや要望に寄り添い、全力でお応えしていく。それが自分の成長、そして会社の成長へ繋がっていきます。そういった仕事を通して自己実現が成されていくのだと思っています。

若い頃の自分に一言

24歳で起業して3年ほど経った27歳の自分へ。

自分の想いを貫くんだという意地と情熱で、24歳で独立。まだ社会人としても人間としても未熟だったところもあり、この頃は思うようにいかないことも多く、苦しい時期でした。

想いを実現したい、会社を大きくしたいという必死さや勢いも大切ですが、足元に目を向けること、一歩一歩着実に信用や信頼を積み上げていくことも必要。

「内容とサービスに着目せよ!」

この春、社会人になった方々へのメッセージ

この春、社会人になった方々へのメッセージ

新年度がスタートしました。この春、新社会人になった方々に向けて、僭越ながら激励の言葉をお伝えします。

入社から3ヶ月間は特に覚えることや勉強することが多いと思います。学生生活とは違ったことの連続でしょう。まずは環境に慣れていくことも必要だと思いますが、その中で社会の矛盾や厳しさの壁にぶつかるかもしれません。 それを理解した上で、人に左右されることなく、自分の信じたことを信念をもって貫いていってほしいと思います

20代で“やっておけば良かった”と思うコト

若いうちにもっとやっておけば良かったと思うのは勉強や学生生活ですね。

私は中卒で社会に出るのが早かったため、学生時代の人脈や付き合いがほとんどありません。勉強が大切というよりは、高校や大学で知り合った友人やその頃培った人脈は人生を通して大切なものになってくるんだと、年齢を重ねるほど思うようになりました。 社会に出るとそれが武器になることもあります。 勉強をしてきちんと大学まで行けばよかったと後悔しています。

お家づくり、 何から始めたらいい?

中古物件・新築物件どちらにも言えることですが、まずは資金計画が必要だと思います。 ご自分が住宅にどのくらい資金をかけられるかということを、今のお住まいが賃貸であれば家賃の支払い金額から算出したり、給与から算出したりします。 ほとんどの方が住宅ローンを使うことが多いので、支払いに無理がないか?などヒアリングしてから物件探しになります。 物件探しに入ると市場の予算感で予算から考え、エリア、間取りなどを決めていきます。

どのお客様もそうですが、「これが良い!」「ここが一番だ」というのは人それぞれなので、優先順位を決めて、自分なりの100%を見つけていただければと思います。

自分が志望する会社の社長、「こんな社長は嫌だ!」どんな人?

企業にはいろんな経営スタイルがあるので一概には言えませんが、あくまで個人の意見として思うのは、目標がブレない社長がいいですね。

計画や手法など、目標にたどり着くためには様々なやり方、変化を加える必要もありますが、目標が状況によってコロコロ変わったり、嘘をつく社長は嫌いです。あくまでも私の意見ですが、好かれるためだけの仕事のやり方や人の顔色を伺うだけの人は信用できない。

何事にも誠実であるべきだと思います。

初デートにいく場所 居酒屋 or高級レストランの2択なら、どちらを選ぶ?

これはなかなか難しい2択ですね….。

どちらかで言うなら、高級レストランです。高級レストランの雰囲気が特別得意というわけではないですし、食のこだわりも強いわけではありませんが、初めてのデートなら、ちょっと背伸びしてゆっくり話せる象囲気の良いところがいいですね。

1億円当たったら、何に使う?

大金があるなら、事業拡大に使います。

プライベートでは物欲がないので特に欲しいものはありませんが、事業への投資で言えばやりたいことがたくさんあります。

例えば賃貸物件の建設や不動産の買取など、今の事業をより安定させるため、現状維持をするためには”挑戦”が必要だと考えています。将来を見据え安定的な事業を描き、そのビジョンに合う目的のために投資したいですね。

心惹かれるインテリアはどんなもの?

お家や企業を訪問した際は、部屋やオフィスの内装に目がいきますね。

弊社がリフォームを提供しているということもあり、家具や小物などのインテリアに、どんな壁紙や設備、内装を合わせているのか興味が湧きます。

インテリアに合わせて木目の材料や緑を取り入れた内装は素敵だと思います。 シンプルな外観と温もりを感じられる内装を掛け合わせたデザインが好みです。

「社会人として成長する」とは、つまりどういうことだと思う?

私も偉そうなことは言えませんが、“社会人として成長する”とは、一般的な常識や倫理観、道徳心をしっかり理解することが大前提ではないかと。

その上で、さらなる飛躍を目指して挑戦できたり、人に頼られるようになることだと思います。

人によって常識という観点は認識が違うかもしれませんが、人に迷惑をかけたり、恩を仇で返すような行為は当然NG。感謝と尊敬の念が土台にある健全な人間関係を築くことが成長と言えるのではないでしょうか。

占いや験担ぎは信じる?

占いは信じる方ですね。

良いことが起こるぶんには問題ないのですが、その反面、悪いことが起こった時に占いのせいにしてしまうと、本来の問題点を見過ごしてしまうことになりかねないので、あえてあまり見ないようにしています。


験担ぎというほどではないですが、毎朝のルーティーンは毎日変わらず行うように心がけています。

生まれ変わるなら、どんな人になりたい?

「この人に生まれ変わりたい」という人は特にいません。
健康体で産んでもらい、育てていただいた親に感謝しています。

強いて言うなら、学校での勉強はきちんとしておけばとは思います。学歴や人脈なども築き上げていけば良かったなと思うこともあるので、生まれ変わるなら学業を頑張ります!

一ヶ月の休暇があったら何をしますか?

思い返せば、会社を立ち上げて数年は定休日も無く、連休は年末年始だけで交代制。そうなると自分が休みでも会社は稼働しているので、なかなか気が休まりません。そういった時に限って問題が起こり、その対応に追われたり(笑)。

現在は定休日もあり、GWやお盆、年末年始など会社全体で長期休暇が取れるようになり、本当の休みが出来てきたと思っています。また、自分が休みで現場で何か起こっても各現場の判断で解決できるようになっており、ありがたいことに安心して休めています。


1ヶ月の休暇と聞いてパッと思いつくのは、ゲームをしたり旅行に行ったりですね。でもリアルに考えると、ゲームや旅行をするのは最初の1週間くらいで残りは家で仕事をしていると思います。
人間関係は別として、昔から仕事とプライベートを分けられるほど柔軟性がないんです。自然に仕事のことを考え、思いついたことがあれば社員と共有して新しい業務に繋げるなど、結局は何かしら仕事につながる行動をして時間が経っている。そんな休暇になりそうです。

これまでの仕事の中で印象に残っている思い出

私は業務において常に弊社の企業理念である「それ以上のありがとう」を頂けるよう、一人ひとりのお客様に対応しています。

今回のテーマで思い出したのは、ある経営者様とのエピソード。

その方が事業の資金繰りに困っている時に土地の売却の依頼を受けました。銀行は月末までに土地の売却または契約が出来なければ運転資金の融資はできないとのこと。しかしその土地は短期間で売却できるような土地ではありませんでした。200名以上の社員を抱え、ご本人の重責はもちろん、私も責任を感じていました。
他の業務をしていても気になり、いろんな方法を考え尽くしました。結果的には買い手様が見つかり、契約までたどり着くことが出来て、その経営者様にすごく感謝をして頂けたのを覚えています。


その経験がまた次の仕事にもつながり、不動産の売買を通じてお役に立てたことが自分の自信にもつながりました。不動産を借りる•貸す•買う•売る相手のお困りごとや事情をしっかり聞き取り、想いに沿う仕事を、これからもしていくこと。そして、企業理念を体現できる仲間を増やしていきたいと思っています。

社長になる前と今、変わったのはどんなこと?

社会的責任や発言、行動が変わりました。

起業する前は責任感もなく、中途半端で勉強嫌い。大人になったということかもしれませんが、今の立場になって勉強したり本を読むことが多くなり、その中から役立つことを抽出し行動に活かすようになりました。

また、自分が学んだことを社員に共有し少しでも成長できるポイントを伝えていきたいと思い、更に勉強するようになりました。 立場が人を変え、周りの仲間が私を変えてくれたんだと思います。

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