〜2025晴れの国おかやま24時間100キロ歩行〜詳細発表!
後楽不動産・古家野です!
2025年 晴れの国おかやま24時間100キロ歩行の詳細が発表されました!!!
一般応募の開始が、2024年12月15日からスタートします。
今回は、2017年に完歩した経験を踏まえ、大会詳細と完歩に向けての準備をお伝えしたいと思います!
弊社でも、2017年以降、大会に協賛させて頂き、何人もの社員がチャレンジしておりますが、
残念ながら、完歩できたメンバーはわずかです…。
弊社社員に対しての激励も含め、興味のある方はぜひチャレンジしてみはいかがでしょうか!?
▢そもそも「24時間100キロ歩行」とは!?
24時間で100キロメートルを歩ききる「24時間100キロ歩行」は、スポーツイベントとしてだけでなく、自己挑戦や地域交流の場として発展してきました。24時間で長距離を歩くイベントの起源は、1950年代から1960年代にかけてヨーロッパで始まった長距離歩行イベントに遡ります。特にオランダの「ナイメーヘン・フォーデイ・マーチ」などのウォーキングイベントが先駆けとされています。
日本における24時間100キロ歩行のイベントは、地域のボランティア活動や住民交流を目的とした取り組みとして始まりました。最初の大会が開催された具体的な年や場所は地域によって異なりますが、1980年代から1990年代にかけて各地で広がり始めました。
▢松下政経塾「100キロ行軍」との関係
晴れの国おかやま24時間100キロ歩行は、上記の背景も踏まえ、松下政経塾「100キロ行軍」を参考に現在の岡山県南地域の基盤を築いた津田永忠の足跡を辿るコースを設定して2003年から始まりました。
24時間100キロ歩行の始まりは、諸説あるようすが、こちらの100キロ行軍が元になっているという話しもあります。
▢実は全国各地で開催されている!?
24時間で100キロを歩くという、無謀な大会にも思うかもしれませんが、実は、日本全国様々な地域で開催されているんです!岡山の大会にも、琵琶湖大会の方が毎年参加をされているとも聞きます。
(残念ながら、琵琶湖大会は2024年を持って終了しました)
●2024年現在
開催日程 | 大会名 | 距離 | 開催地 (スタート→ゴール) |
---|---|---|---|
1/13〜1/14 | 奈良まほろばウルトラウォーキング | 100km | 奈良県 |
2/23〜2/24 | 歴史と文化に触れるディープ大阪ウルトラウォーキング | 104km | 大阪府 |
3/23〜3/24 | 霞ヶ浦一周ウルトラウォーキング | 115km | 茨城県 |
4/6〜4/7 | 琵琶湖一周ウルトラウォーキング | 103km | 滋賀県 |
4/20〜4/21 | しおや100キロウォーク | 100km | 栃木県 |
4/20〜4/21 | 甲子園歩け大会 | 100km | 兵庫県 |
4/27〜4/28 | 三浦半島周遊ウルトラウォーキング | 100km | 神奈川県 |
5/3〜5/4 | 晴れの国おかやま24時間・100キロ歩行 | 100km | 岡山県 |
5/4〜5/5 | 神戸明石ウルトラウォーキング | 102km | 兵庫県 |
5/11〜5/12 | ぐんま100kmウォーク | 100km | 群馬県 |
5/18〜5/19 | 東京エクストリームウォーク100 | 100km | 神奈川県→東京都 |
5/25〜5/26 | 富士山一周ウルトラウォーキング | 125km | 山梨県→静岡県 |
5/25〜5/26 | つくばりんりんロード100キロウォーク大会 | 100km | 茨城県 |
5/25〜5/26 | 関西チャリティ100km歩こうよ!大会 | 100km | 兵庫県 |
6/8〜6/9 | 淡路島一周ウルトラウォーキング | 110km | 兵庫県 |
6/29〜6/30 | 箱根古道と駅伝の道ウルトラウォーキング | 100km | 東京都/神奈川県 |
7/13~7/14 | 日本平と駿河東海道ウルトラウォーキング | 100km | 静岡県 |
8/3〜8/4 | 信州中山道と木曽路12宿ウルトラウォーキング | 105km | 長野県 |
9/14〜9/15 | しまなみ海道ウルトラウォーキング | 100km | 広島県→愛媛県 |
9/14~9/15 | せとうちジャーニーウォーク in 広島 | 120km | 広島県 |
10/12〜10/13 | 中山道・木曽路ウルトラウォーキング | 103km | 岐阜県→長野県 |
10/12〜10/13 | 行橋〜別府100キロウォーク | 100km | 福岡県→大分県 |
10/19〜10/20 | 東京エクストリームウォーク100 | 100km | 神奈川県→東京都 |
10/19〜10/20 | 第10回びわ湖チャリティー100km歩行大会 | 100km | 滋賀県 |
10/19〜10/20 | 三河湾チャリティー100km歩け歩け大会 | 100km | 愛知県 |
10/26〜10/27 | 関西エクストリームウォーク100 | 100km | 兵庫県→大阪府 |
10/26〜10/27 | 小豆島一周ウルトラウォーキング | 100km | 香川県 |
10/26~10/27 | 鶴ヶ島100kmウォーク | 100km | 埼玉県 |
11/2〜11/3 | 尾張三河ウルトラウォーキング | 100km | 愛知県 |
11/9〜11/10 | SUN-IN未来100kmウォーク | 100km | 鳥取県 |
11/23〜11/24 | 京都ウルトラウォーキング | 110km | 京都府→滋賀県 |
12/14〜12/15 | ゴールデンルート沖縄美ら海ウルトラウォーキング | 100km | 沖縄県 |
12/30〜1/1 | 伊勢神宮初詣ウルトラウォーキング | 100km | 奈良県→三重県 |
こんな感じで、めっちゃありますよね!?
調べてみても、こんなにあるとは思いませんでした…。
なので、なにも岡山だけで、こんなぶっとんだ!?イベントをやっているわけではありませんよ!
▢とはいえ本当に、24時間で100キロ歩けるのか!?
結論から言うと、全然歩けます!
はれの国岡山の完歩率(24時間以内に100キロ歩けた人の割合)は、下記の様になっております。
・2024年
部門 | 参加人数 | 完歩人数 | 完歩率 |
---|---|---|---|
個人の部 | 884名 | 645名 | 73.0% |
個人の部(小中学生の部) | 10組(20名) | 4組(8名) | 40.0% |
チームの部 | 19組(57名) | 10組(30名) | 52.6% |
親子の部 | 37組(74名) | 31組(62名) | 83.8% |
・2023年
部門 | 参加人数 | 完歩人数 | 完歩率 |
---|---|---|---|
個人の部 | 744名 | 554名 | 74.5% |
個人の部(小中学生の部) | 7組(14名) | 1組(2名) | 14.3% |
チームの部 | 10組(30名) | 3組(9名) | 30.0% |
親子の部 | 46組(92名) | 35組(70名) | 76.1% |
・2022年
部門 | 参加人数 | 完歩人数 | 完歩率 |
---|---|---|---|
個人の部 | 545名 | 383名 | 70.3% |
個人の部(小中学生の部) | 3組(6名) | 1組(2名) | 33.3% |
チームの部 | 13組(39名) | 6組(18名) | 46.2% |
親子の部 | 21組(42名) | 17組(34名) | 81.0% |
・2019年(2020年、2021年大会はコロナの為中止でした)
部門 | 参加人数 | 完歩人数 | 完歩率 |
---|---|---|---|
個人の部 | 972名 | 621名 | 63.9% |
チームの部 | 39組(117名) | 14組(42名) | 35.9% |
親子の部 | 9組(18名) | 4組(8名) | 44.4% |
こちらのように、過去4大会は、63.9%〜73.0%の完歩率です。
天候などの条件にもよりますが、概ね7割近くの参加者が完歩されていますね!
もちろん、なんの準備もなしに、いきなり100キロを歩けるわけではありません!
(なかには、そんな強者がいるかも知れませんが…。)
では、24時間でどうすれば100キロを歩けるのか!?
心構えと準備について、お話します!
※2024年大会・後楽不動産参加メンバー
▢24時間100キロ歩行を完歩するには!?
大きく分けて、3つのポイントがあると考えています。
①なぜチャレンジするのか!?(圧倒的な強い気持ちを持つこと)
②完歩したときに得られるものを想像する
③あふれる情報から自分にあった準備を選択・実行すること
こちらの2点を踏まえてお話します。
①なぜチャレンジするのか!?(理由)
やはり何かをなし遂げようとするには、立ち向かう理由を明確にしておくべきです。
そしてチャレンジするからには、「絶対に完歩するんだ!」という強い気持ちを持ってください。
むしろ、「完歩するのは当たり前だ!」くらいでいいと思います。
上記にも紹介しましたが、だいたい7割の参加者の皆さんが完歩しています。
あなたにもできないことはありません!
②完歩したときに得られるものを想像する!(やる意味)
こちらは、あらためて後述しますが、チャレンジしない大半の人が、
「なんのためにそんな長い距離歩くの!?」と意味を見いだそうとしません。
そんなこと言い出したら、
「なぜ山に登るんですか!?」「そこに山があるから」
くらいの禅問答になります…。
というのは言い過ぎかもしれませんが、
「そんなに長い距離を歩いた先に、どれだけ自分が成長できているのか!?何が待ち受けているのか!?」
と、究極のプラス思考で、自分に期待出来る人なら、必ず完歩出来るはずです。
③あふれる情報から自分にあった準備を選択・実行すること(準備と戦略)
①②の精神論に対して、やはり何事もしっかりとした準備と戦略が必要です。
私にはそんな体力はない。
これまで何もスポーツしていないから絶対無理。
普段全く歩いていないので無理。
など、出来なさそうな理由は、いくらでもあげられます。
大事なのは、そこから①②を明確しに、絶対に完歩するんだという強い気持ちをもって、
どれだけ自分にあった準備が出来るかにかかっています。
昨今、100キロ歩行の参加者で完歩された方々が、
たくさんのブロクや攻略法をネットにアップして頂いています。
このブログもその一つだと思ってください。
細かい装備品を解説してくれていたり、体力的な準備や、
前日から当日のスケジュールや食事を取るタイミングまで、
大変詳細に事例を紹介して頂いています。
それらはすべて正解ではありますが、自分にあっているかどうかは別の話です。
こちらのブログの内容も、すべてご自身に当てはまるかわからないと思います。
ただあるのは、完歩したという事実です。
その事実にしっかりと向き合って、自分にあった情報をうまく取り入れてください。
▢100キロ歩く意味は!?
参加するにあたりなんの気なしに挑んでも、なかなか完歩は難しいでしょう。
しかし、歩く前から明確に、意味を見出すこと難しいかもしれません…。
上記にも述べましたが、「なぜそんなに長い距離を歩くのか!?」という問いに、
100キロを歩く中で、自分で答えを見つけるものだと、私は考えます。
そもそも、大前提、これは、「自分との戦い」です。
ただ歩くだけですが、壮大な挑戦なんです。
人生において、自分で決めたことをやり遂げる。
そんな機会はあまりないのではないでしょうか!?
そのための鍛錬だと考え参加される方もいます。
100キロを歩く中で、何度も、「なんのためにこんなにあるているんだろう!?」と、
頭の中で繰り返し、もう一人の自分が語りかけてきますが、
その答えは、完歩した人にしかわからないのかもしれません…。
▢100キロ歩行完歩で得られたもの
私が得られたものは、次の3つです。
1,何に対してもまずはやってみようと思う姿勢
2,100キロ歩けたという自信
3,一つのプロジェクトを成功させるプロセス
1,何に対してもまずはやってみようと思う姿勢
それまでも自分ではすぐに無理だと思わずに、何でもやってみようという性格ではありましたが、
社会人生活を続ける中で、少しずつ失われてきた感覚だと思いました。
100キロ歩きませんか!?と誘って頂いた時に感じた、無理かもしれないけどなんだか面白そう!と感じれた感覚は、やはり大事に持っておくべきだと感じました。
2,100キロ歩けたという自信
自慢ではありませんが、やはりやってやった!という気持ちはあります。
仲間内の中では、絶対無理だと思われていたし、実際、体を壊さない程度にがんばれよ!みたいな感じでした。
そんな前フリもあってか、無理だと思っている人達を見返してやる!とも思ってました。
私の妻もその一人でした…。
参加したきっかけはどうあれ、やるからには完歩する。
それを達成できた喜びは、何事にも変えられないですね。
3,一つのプロジェクトを成功させるプロセス
これまで大小様々な目標に挑んできましたが、残念ながら達成できないものもありました。
ただ、これだと決めたことに対して、なんとしても達成させると決めたからには、
必ず成功させる勝ち方を感覚的に学んだ気がします。
2021年には、おかやまマラソンに挑戦し完走することができたのも、100キロ歩行を完歩できたという実績があったからだと考えています。
これは、今後の人生でも活かして行きたい点です。
◯まとめ
ここまで24時間100キロ歩行について、実体験を元にお話してきましたが、いかがでしょうか!?
挑戦するきっかけや、やる意味を見出してくことは、本当に人様々だと思います。
ただ、やるからには必ず完歩してほしいと、強く思います。
完歩したときに、どんなことを感じるのか!?自分に期待してほしいです。
そして、1度しかない人生で、こんな経験をした!と自分で誇れることを一つでも多く増やしてほしいです。
特に、後楽不動産の社員においては、記念参加するくらいなら、参加しないで下さい。
誘われたから出るという人もいるかもしれませんが、参加するなら完歩です。
それくらいの、強い気持ちを持って望むことで、得られることがあると考えています。
2025年も多くの方が参加されると思いますが、ぜひ完歩出来るように、頑張ってください!