社内報「CO-LUCK」創刊号が完成!デザイン担当が語る制作の裏側

こんにちは!後楽不動産 経営企画室の城尾です。
このたび、後楽不動産の社内報「CO-LUCK」の創刊号のデザインを担当させていただきました。初めての試みということもあり、どのような形にすれば良いのか、どうすれば社員の皆さんにとって魅力的で読みやすく、価値のあるものになるのか、試行錯誤を重ねながら制作しました。
今回は、制作過程やこだわったポイント、そして制作を終えて感じたことをお伝えしたいと思います。
この記事を書いた人

経営企画室 城尾
2024年度新卒入社。デザイン担当として、バナー制作、ウェブデザイン、インスタグラムのコンテンツ制作、ブログ記事執筆まで幅広く対応。ウェブデザイン実務士と上級情報処理士の資格を持ち、学生時代に学んだデザイン知識やスキルを活かして、ウェブ集客とブランディング向上をサポート。
社内報「CO-LUCK」が生まれるまで

まず、なぜ社内報を発行することになったのか、その目的についてご説明します。社内報を通じて、社員の皆さんはもちろん、このブログを読んでくださる方々にも後楽不動産のことをより深く知っていただければ幸いです。
「CO-LUCK」の名前の由来
社内報「CO-LUCK」は、社員同士がつながり、成長し、幸せを共有できる場をつくることを目的に発行されました。
社内報の名称には「CO」(共に・仲間)と「LUCK」(幸せ・運)という意味が込められており、このコンセプトをデザインにも反映させることを意識しました。温かみのある雰囲気を大切にしながら、会社の取り組みや各事業部の活動を伝える媒体として、適切なバランスを模索しました。
社内報制作の過程
社内報の制作にあたり、デジタル化が進む中で、あえて紙媒体の社内報を制作する意義についても考えました。紙媒体には、手に取って読むことで情報をじっくりと受け取れる利点があります。視覚的にも情報が整理され、社内報を通じて社員同士のつながりを深めることを目指しています。
また、本社の経営企画本部/経営企画室に所属する3名が、社内報の制作をゼロから手掛けました。社内法の名称の考案から、コンテンツの企画、社員へのインタビューを含むネタ集め、デザインの構成に至るまで、それぞれの役割を分担しながら約1ヶ月かけて制作しました。デザインを担当する中で、会社の取り組みや社員の皆さんの想いに触れる機会が増え、より深く会社を理解するきっかけにもなったと感じています。
社内報の構成とデザインへのこだわり
デザイン担当として最も意識したのは、「社員が読みたくなるデザイン」です。
「CO-LUCK」の名前が表すように、社員同士のつながりや成長、幸せの共有をコンセプトに、全8ページの社内報をデザインしました。
表紙

弊社の法人パンフレットや新卒採用パンフレットと統一感を持たせ、白・黒・赤のイメージカラーを基調に制作しました。
また、会社の雰囲気が伝わるよう、忘年会の写真や「BASE KOURAKU 下中野」の地鎮祭の写真を背景に使用し、シンプルながら手に取りたくなるデザインを目指しました。
2ページ:「CO-LUCK」創刊に寄せて

創業から今期までのスローガンや、社長からのメッセージ、社内報を作成・配布する目的を掲載しました。
デザインは新聞のような引き締まった雰囲気を持たせつつ、カラーを適度に取り入れることで、硬くなりすぎず親しみやすい印象に仕上げています。視覚的なメリハリをつけることで、重要な情報が伝わりやすくなるよう工夫しました。
3ページ:新入社員紹介
1月に入社した新入社員2名の簡単なプロフィールと顔写真を掲載しました。新入社員が早く職場に馴染めるよう、社員の皆さんに覚えてもらいやすい内容にしました。
また、それぞれの上司から新入社員の方に対する期待や、メッセージも掲載しました。デザイン面では、カラフルな配色を取り入れ、明るくフレッシュな印象を演出しています。
4-5ページ:部署別 成功事例の共有

4ページ・5ページは、部署別の成功事例共有ページとして、それぞれの取り組みと成功したエピソードを共有する場にしました。社内では、他部署の取り組みを知る機会が少ないのが現状です。そこで、各部署の成功事例を共有し、相互理解を深めるページを制作しました。
研修制度の導入や業務効率化の取り組み、新しいソフトを活用した改善策など、各部署で実施した成功事例を具体的に紹介しています。
また、写真や実際にお客様からいただいた口コミ、成功事例に関するQ&Aも加え、他部署でもわかりやすい内容になるよう工夫しました。デザインは、視覚的に情報が整理され、直感的に内容を把握しやすい構成を意識しました。
6ページ:上半期 売上ランキング
上半期の売上ランキングを個人別、部門別、事業部別で掲載しました。ランキング掲載の意図としては、成果が可視化されることで、社員のやる気を高め、健全な競争意識を生み出す効果が期待できると考えました。
デザイン面では、青色を基調とし、シンプルでありながらメリハリのあるレイアウトを採用しました。また、ページ全体が「家の三角屋根」に見えるようデザインし、不動産会社らしさを表現しました。
7ページ:【特集】スタッフブログ大貢献

このページは、管理事業部の石田さんが執筆した岡山のグルメ・映えスポット記事を特集しました。石田さんは普段から、積極的に岡山の美味しいお店や映えスポットをスタッフブログで紹介してくださっています。記事数でいうと、15記事以上にも及び、なかには1000以上のPV数を獲得している記事もあります。


また、石田さんが執筆の際にこだわっている点や、記事作成時に意識しているポイントについてQ&A形式で掲載し、どのような視点で情報を発信しているのかを伝えました。
デザインは、写真とQ&Aが目立つよう、背景はあえて白色を基調とし、枠やあしらいで明るい印象をもたせました。
裏表紙

裏表紙には、忘年会や初詣といった社内イベントの様子を紹介するとともに、社員の皆さんが日々の業務を健康的にこなせるよう、健康管理に関する情報も掲載しました。社内報の中でも特に目を引くよう黒板風のデザインに仕上げ、直感的に重要性を感じられるようにしました。
全体的なデザインは、表紙と統一感を持たせるため、白・黒・赤をメインでデザインしました。
最後には編集後記を掲載し、制作チームの想いや制作過程でのエピソードを簡単に振り返るとともに、次号への期待感を持ってもらえるような締めくくりにしました。
社内報(創刊号)の制作を終えて
このたび、新たな試みとして社内報「CO-LUCK」を発行し、その創刊号のデザインを担当させていただきました。社内報の制作は初めての経験であり、どのようなレイアウトやデザインが適切なのか、どのようにすれば社員の皆さんにとって親しみやすく、興味を持って読んでもらえるのか、試行錯誤の連続でした。
特に、創刊号ということで、前例がない中で一から形をつくる難しさを実感しました。限られたページ数の中で、どの情報をどのように見せるか、読みやすさとデザインのバランスをどこで取るかなど、多くの課題に直面しました。しかし、その過程で改めて「伝えること」の大切さを学び、社内の皆さんの協力があってこそ、無事に形にすることができたと感じています。
制作を通じて、社内のさまざまな取り組みや成功事例に触れることができ、普段関わる機会の少ない部署の仕事や考え方を知ることができたのも大きな収穫でした。また、社員の皆さんがどんな思いで仕事をしているのかを知ることで、会社全体のつながりを改めて実感しました。
まだまだ改善すべき点や、より良い社内報にするための工夫が必要だと感じていますが、今後も皆さんのご意見を参考にしながら、より魅力的な内容をお届けできるよう努めていきたいと思います。社内報が「読むのが楽しみ!」と思ってもらえるような存在になれるよう、次号以降もさらにパワーアップさせていきたいと思います!